〜学習形態(主として個人スポーツ)について〜
第28回全体研福岡大会・第30回全体研埼玉・大宮大会
| 1 着目の仕方 (1) 解決しようとする問題の内容の似かよった仲間(集団)の構成 @ 挑戦課題の似かよった仲間を組織する。 A 問題解決の方法の似かよった仲間を組織する。 a.フォームに挑戦−注意する技のポイントの似かよった仲間 b.障害の高さに挑戦−場の工夫の似かよった仲間 (2) 学習者の欲求や能力などの問題解決能力の水準の似かよった仲間(集団)の構成 2 具休的な学習活動の組織の仕方とグループの名称の整理 |
| 克服型 | 達成型 | 競争型 | 集団の性格 | 行動様式 | ||
| 器 械 運 動 |
とび箱運動 マット運動 |
障害別グル ープ (克服の対 象となる障 害の条件に 着目) |
場所別グル ープ (基準を達 成するため に適した場 所に着目) |
自発的集団 | 流 動 的 | |
| 陸 上 競 技 |
障害走 走り高跳び 走り幅跳び |
場所別グル ープ |
競争グルー プ |
自発的集団 制御的集団 |
流 動 的 固 定 的 |
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| ボール運動 (球技) ・ゲーム |
競争・ ゲーム グループ |
制御的集団 |
固 定 的 ↓ 流 動 的 |
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| (競争が成立し、且つ未 確定性の幅が大に着目) |
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| ↓ 自発的集団 |
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| ・親グループ・・・・・・・・・・基本グループとも呼んでいる。転換の過渡的段階、及び学習段階 の特徴に応じて、グループ学習のように固定的グループを組織して 学習を進める場合がある。 この名称に対応して、臨時グループという使い方があるが、この 名称は概括的であまり意味を持たない。 ・準備グループ・・・・・・・・器具・用具・場所等を準備するための集団を組織する場合がある。 このグループを準備グループと呼ぶ。 ・めあて別グループ・・・・基本的には、学習活動の組織の仕方(1)Aに着目した場合に、この 名称がでてくる。また障害別、場所別グループをさらにAに着目し て組織し、分化させる場合は、それぞれのグループの下位グルー プとして出てくる場合もある。 3 障害別グループ・場所別グループの活動を促進するための指導活動の方向 〜 めあての個別化(多様化)に応じた教育の方法を求めて 〜 自分の力に合った条件の場への移動、すなわちめあての達成を自発的・自主的なもの にするためには、つぎの条件を満たす方向で指導活動が働かなければならない。 (1) めあてが明確であること ・今もっている自分の力がわかり、それに対応しためあてが理解されている。 (2) 場づくりが豊かであること ・めあての個人差をすべて吸収した、豊かな場の条件になっている。 (3) 挑戦の場・選択・移動が自由で、常に開放されていること (4) 学習のしかたがわかっていること ・練習のしかた、挑戦の仕方、できばえの確かめ方、協力・励まし合い等の行動の仕方 が、子どもたちによくわかっている。 ※ 楽しい体育における学習目標の個別化(多様化)に応じた教育の方法・学習形態の検 討 ここでの検討は、主に学習形態の問題に触れたい。つまり、上記にみられるような楽しい 体育の多様的な教育の方法を吸収できる学習形態は、伝統的な学習形態では、解決で きないということは明白である。したがって、楽しい体育では、主体学習を主流とした、あ らたな学習形態の工夫が必要となってくる。 それゆえ、楽しい体育では、クラス(教室)を集団の一単位(社会組織)とし、単元学習を 基本に開かれた クラスとしての『今日的問題解決学習』の形態で進めていくことが考え られる。 『今日的問題解決学習』とは、戦後教育における問題解決学習と区別するもので、そ れは、楽しい体育の学習と指導の進め方の総体を、学習形態論の視点から見た概括的 概念としてとらえることになる。こうした考え方を図にすると、次のようになる。 |
| 個別化(多様化) | ||||||
| 習熟度別学級 選択科目 |
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完全な個別化授業 オープンスクール
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| 同一(画一化) | ------------ | ------------------ | 個別化(多様化) |
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| 一斉指導 | オープンスクール プログラム学習 完全習得学習 落第と飛び級 |
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| 同一(画一化) | ||||||
